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データベースへの投入:2003年03月
   断熱材ウレタンのマテリアルリサイクル技術の開発
( アキレス株式会社)  (JP-0374)
 
  ウレタン断熱材、木材チップ
 
  木質ボード製品
 
  リサイクル:破砕物質回収
 
 

家電リサイクル工場の冷蔵庫から回収されるウレタン断熱材の粉体の再利用を目的として木チップとウレタン粉体を一定比率で混合し、熱成形することによって新たな性能をもつ成形板製品を開発した。この製品は、既存のパーティクルボード製造ラインにウレタン粉体供給設備(粉砕機、貯槽、混合供給機など)を設置して一貫ラインとした。ウレタン粉体は、そのままでは輸送コストがかかるため、圧縮減容して1/10〜1/15の錠剤とした。錠剤は、使用前に粉砕機で解繊して木チップ/ウレタン粉体比を75/25〜45/55wt%の比率で混合する。ウレタン粉体の量が多いほど機械的強度で40〜60%の向上、耐水性は3倍に向上するパーティクルボードとは異なる新たな製品(商品名:URボード)が製造できるようになった。                   

  URボードは、既存のパーティクルボード、MDF,OSBなどの木質系ボードと比較して機械的強度や耐水性で優れた性能を示す。
 
  研究開始:2000年、実証試験開始:2002年、商用開始:2003年
 
  実用試験販売段階
 
  回収、粉砕、成形にかかるコスト及び設備償却コストから現状木質系ボードよりも2倍の価格となっている。高付加価値商品を目指して素板販売から機能性を付与した製品で差別化する。
 
  品質のばらつきの最小化、合板同等の機械強度の要求(現状70%)やウレタン回収時の廃掃法の課題がある。
 
  経済性に難点がある
建築材料の著しい価格破壊による暴落でURボードの環境面での評価は高いが実際面で受け入れにくい環境となっている。
 
  NEDOより平成12年度循環型社会構築促進技術実用化開発費助成事業を受け開発した。 開発した製品は、建築用途に実用試験段階で評価中であるが、既存の競合製品との価格競争が激しく、本来の循環型製品としての価値は、損なわれている。今後、製品拡販に対する一定の理解と助成制度がなければ、製品としては価格競争で大きく成長しない。
 
● アキレス株式会社
 
   東京都新宿区大京町22番地
http://www.achilles.jp